ウッドベース科 講師
contrabass
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吉野 弘志
Yoshino Hiroshi
ジャズベース
オンラインレッスン可
1955年広島市生まれ。
高校時代よりジャズベーシストを志し、1975年に東京藝術大学音楽学部器楽科(コントラバス専攻)に入学、江口朝彦氏に師事。1980年、坂田明(sax)トリオに参加。以後、富樫雅彦・加古隆・山下洋輔・板橋文夫・塩谷哲、大貫妙子など数多くのグループに参加する。2004年からはウード奏者・常味裕司のアラブ音楽アンサンブル「Farha」のメンバーとしても活動している。
そして現代音楽の分野での活動も活発で、故・武満徹プロデュースの" MUSIC TODAY "や「八ヶ岳高原音楽祭」、2006年の東京オペラシティでの"SOUL TAKEMITSU"にも出演した。また2009年には間宮芳生書き下ろしの新作オペラ「ポポイ」、2011年には「間宮芳生の仕事」コンサートにも出演した。
音楽以外のジャンルでは、ニューヨーク在住のコンテンポラリーダンサー 振付家・中馬芳子が主宰する「Unfinished Symphony」のアメリカ・東ヨーロッパ公演にも参加し、このニューヨーク公演では「1998 Bessie Award 作曲家賞」をヴァイオリンの金子飛鳥と共に受賞した。
また、作家の山田詠美・奥泉光を中心とする朗読セッションも2005年から20年にわたって続けて来た。
現在はベース・ソロと『彼岸の此岸』(太田惠資violin,鬼怒無月guitar,吉見征樹tabla)・『Coloured Strings』(石井智大violin,鈴木大介guitar)・『NBABA trio』(佐藤浩一piano,福盛進也drums) などのリーダーグループを活動の中心に、「一人一民族」の気概を持ってノンジャンルな演奏活動を展開している。
リーダー作品に「泣いたら湖/吉野弘志・モンゴロイダーズ」(2002年/ohrai)と、ベース・ソロアルバム「on Bass」(2004年/ rinsen music)、「吉野弘志 彼岸の此岸/Feelingthe Other Side」(2013年/AKETAS DISK)、「無伴奏ベース組曲 Prelude to Isfahan」(2022年/nbaba record) がある。

